ひもの
こんにちは!
ブログ担当です。
2月3日は節分の日です。
最近は見る機会が少なくなりましたが、節分の風習のひとつに「柊鰯(ひいらぎいわし)」があります。
今回は、節分といわしの関係についてご紹介します!
節分とは、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前日のことです。全部で年4回節分がありますが、江戸時代以降は一般的に立春の前日(2月3日)を節分と呼ぶようになりました。
柊鰯は、厄除け(鬼除け)のための習慣です。柊鰯とは、葉のついた柊の小枝に焼いたいわしの頭を突き刺したものです。
鬼は、尖った葉が目を刺す柊や、独特の臭みを持ついわしを嫌います。この2つを組み合わせることにより、鬼を寄せ付けないようにしているのです。
柊鰯を飾るだけでなく、いわしを食べて体の中からも邪気を払いましょう!
いわしの独特の臭みと、焼いた時にもくもくと立ち込める煙が鬼を追い払います。
この時期のいわしは脂がのっていて栄養も満点。いわしに含まれる鉄分やカルシウムは、寒い冬を健康に過ごすエネルギー源になります!
いわし独特のクセが気になる方におすすめなのが、「いわしの生姜煮」です。
いわしを煮るときに入れる生姜や少量のお酢が、いわしの臭みを取り、さっぱりとした後味にしてくれます。生姜の代わりに梅干しと一緒に煮る「いわしの梅干し煮」もおすすめです。
いわしの頭は焼いて「柊鰯」に。身は生姜と一緒に煮て「いわしの生姜煮」に。今年の節分はいわしで厄除けをして、新しい季節を迎えましょう!