ひもの
こんにちは!
ブログ担当です!
突然ですが、大川水産の人気商品「灰干し(はいぼし)」はご存じでしょうか?
など、疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
今回は干物の製法「灰干し」とその魅力をたっぷりご紹介します!
灰干しとは、魚を特殊なフィルムに包み、火山灰の中で魚の水分を取る干物の製法です。
この製法で魚を熟成させますので、熟成肉ならぬ、熟成魚と言ってもよいでしょう。
上の写真は灰→布→フィルム→さば→フィルムと重ねています。この後、布→灰と重ねて、低温で約15時間ほど魚の水分を抜いていきます。
大変手間のかかる作業のため、灰干しを作る人は、今では減ってしまいました。
大川水産では、職人が魚の下処理から1つ1つ丁寧に、品質をチェックしながら手作業で作ります。
灰干しは、火山灰の中で、魚を空気に触れさせず、長い時間をかけて水分と余分な脂を抜くため、魚が酸化されず、臭みの少ない干物に仕上がります。
灰干しに向いている魚は、寒い場所で獲れた脂の多い魚です。特に「さば」「いわし」「にしん」などは、灰干しにすることで臭みがなくなり、大変食べやすくなります。
普段、魚を召し上がらない方も、「灰干し」を見つけたら、ぜひお試しください!
日本の伝統食「干物」はこれからもどんどん進化しています!
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