ひもの

「灰干し」とは何だろう?

2019年9月11日

こんにちは!
ブログ担当です!

突然ですが、大川水産の人気商品「灰干し(はいぼし)」はご存じでしょうか?

  • 最近スーパーでも目にするけど、灰干しとは何だろう?
  • 魚に灰がついていて食べられるの?

など、疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
今回は干物の製法「灰干し」とその魅力をたっぷりご紹介します!

“灰干し”干してるの?

灰干し

灰干しとは、魚を特殊なフィルムに包み、火山灰の中で魚の水分を取る干物の製法です。

この製法で魚を熟成させますので、熟成肉ならぬ、熟成魚と言ってもよいでしょう。

上の写真は灰→布→フィルム→さば→フィルムと重ねています。この後、布→灰と重ねて、低温で約15時間ほど魚の水分を抜いていきます。

灰干し

大変手間のかかる作業のため、灰干しを作る人は、今では減ってしまいました。

大川水産では、職人が魚の下処理から1つ1つ丁寧に、品質をチェックしながら手作業で作ります。

他の干物と何が違うの?

灰干し

灰干しは、火山灰の中で、魚を空気に触れさせず、長い時間をかけて水分と余分な脂を抜くため、魚が酸化されず、臭みの少ない干物に仕上がります。

灰干しに向いている魚は、寒い場所で獲れた脂の多い魚です。特に「さば」「いわし」「にしん」などは、灰干しにすることで臭みがなくなり、大変食べやすくなります。

普段、魚を召し上がらない方も、「灰干し」を見つけたら、ぜひお試しください!

日本の伝統食「干物」はこれからもどんどん進化しています!

▼さばの灰干はこちらからご購入いただけます。▼

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