「灰干し」とは何だろう? |
■”灰干し”干してるの? |
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灰干しとは、魚を特殊なフィルムに包み、 火山灰の中で魚の水分を取る干物の製法です。 この製法で魚を熟成させますので、 熟成肉ならぬ、熟成魚と言ってもよいでしょう。 上の写真は灰→布→フィルム→さば→フィルムと重ねています。 この後、布→灰と重ねて、低温で約15時間ほど魚の水分を抜いていきます。 ![]() 大変手間のかかる作業のため、灰干しを作る人は、 今では減ってしまいました。 大川水産では、職人が魚の下処理から1つ1つ丁寧に、 品質をチェックしながら手作業で作ります。 |
■他の干物と何が違うの? |
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灰干しは、火山灰の中で、魚を空気に触れさせず、 長い時間をかけて水分と余分な脂を抜くため、 魚が酸化されず、臭みの少ない干物に仕上がります。 灰干しに向いている魚は、寒い場所で獲れた脂の多い魚です。 特に「さば」「いわし」「にしん」などは、 灰干しにすることで臭みがなくなり、大変食べやすくなります。 普段、魚を召し上がらない方も、 「灰干し」を見つけたら、ぜひお試しください! 日本の伝統食「干物」はこれからもどんどん進化しています! さば灰干はこちらからご購入いただけます。 お近くの店舗はこちらから。 ↓ネットショップはこちらから↓ ![]() |